杉並区立児童青少年センター「ゆう杉並」(杉並区荻窪1)で8月23日、高校生バンドライブコンテスト「Suginami Next Sounds」が開催された。
区の大型中高生施設「ゆう杉並」と「スタジオ リバイバル」(杉並区荻窪5)が連携し、杉並で音楽活動をする中・高校生を盛り上げようと初めて開かれた同イベント。杉並区保健福祉部児童青少年課事業係の林謙次さんは「昔からロックミュージシャンに愛される街でありながら、大きいロックイベントの実施は難しかった。『いずれは野外で大きなロックフェスを!』を合言葉に地域活性にもなるように実施した」と話す。
当日は約40組の応募から1次選考を通過した24組の演奏者100人と来場者320人が集まった。出演者は開始前から緊張感が漂っていたという。ライブで披露された曲は、カバー曲やオリジナル曲などさまざまで、会場は熱気に包まれた。
審査の結果、グランプリに「マッシュとアネモネ」、準グランプリは「僕らの衝動」「TRANS LUCENT LADY(トランスルーセントレディ)」が選ばれた。3組は今月30日に原宿 ASTRO HALLで開かれる、23歳以下限定アマチュア音楽コンテスト「TOKYO MUSIC RISEグランプリ大会」に出場する。
林さんは「最終的には中・高校生だけではなく、小学生から大人まで、プロ・アマ問わず参加できるイベントにしたいと思っている。これからも地域と連携しながら、杉並を盛り上げていければ」と話す。