高円寺で12月2日、体験参加型映画イベント「ROLE PLAYING CINEMA Vol.1 セッション×高円寺」が開催される。
「踏み込め、映画の世界へ」がテーマの映画イベントで初開催。参加者が物語の主人公となってロールプレーイングをする企画で、高円寺内にある複数のエリアに趣向を凝らした空間演出やパフォーマーの演劇体験を用意し、映画の世界を再現。その後スクリーンで映画を上映し、より作品を楽しむ企画という。
開催のきっかけに、スタッフの城さんは「『モノ消費からコト消費へ』と叫ばれる中、映画も物語を消費するだけのものではなく、体験・体感するものへと急速に変化を遂げている。映画は私たちの想像力をかき立て、感情を揺さぶってくれるもの。物語自体をもっと全身で味わい、楽しめる場があってもいいのでは、と思い企画した」と話す。
再現する映画は、デミアン・チャゼル監督の作品「セッション」で、集合場所は参加者にのみ知らされる。会場に着いた瞬間から参加者は登場人物としての役割が与えられ、会話や振る舞いなど全てを登場人物になりきることが必要。参加者が映画の世界を創り上げるという。
城さんは「演技になじみがない方でもお楽しみいただける内容。家族や友人でロールプレーイング体験をしていただき、新しい映画の楽しみ方を感じてもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は、昼の部=11時~15時、夜の部=17時~21時。料金はドリンク付き3,500円、フードドリンク付き4,000円。事前予約制。