荻窪駅北口で12月1日、「すぎなみレッドリボンプロジェクト」が「レッドリボン啓発活動」を行う。
組みひものチャリティーブレスレット「Charity Sign Bracelet」
エイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に制定された「世界エイズデー」。毎年12月1日に世界各国でエイズに関する啓発活動が行われる。
同プロジェクトは、若者への啓発活動に実績があるNPOと杉並区が協働でHIV等性感染症について「もっと若い世代の特性に合う、効果的な啓発をしよう」と立ち上げたプロジェクト。恋や愛、性について、若者が興味を持ちやすい内容で掲載し、区内の大学や専門店に配布するフリーペーパー「PLACE」の企画・発行や、区内外のイベントでサンプリング、啓発講座などの活動をしている。
荻窪駅前の啓発活動では、「保健所で無料・匿名でHIVや性感染症の検査ができること」を知ってもらいたいと10月に発行した「すぎなみデートガイド」を10代後半から20代の若者を中心に配布。中央線4駅の店舗やデートスポット情報、杉並保健所や駅近の医療機関を掲載する。事務局の染矢明日香さんは「『大人のデートのお作法』としてポップなイラストと共にさりげなく予防情報も入れている」と話す。
同プロジェクトでは京都のチャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」とコラボレーションした組みひものブレスレット「Charity Sign Bracelet」(1,200円)をイベントやECサイトで販売中。今後は区内の雑貨店などでも販売を予定し、200円を活動資金に充てるという。
啓発活動の実施時間は13時30分~16時。