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杉並の外国人「日本語スピーチ大会」 津軽三味線や和太鼓、ネパール学校のダンスも

昨年の表彰式の様子

昨年の表彰式の様子

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 座・高円寺2(杉並区高円寺北2)で3月3日、「第15回 日本語スピーチ大会」が開かれる。主催は杉並区交流協会。

エベレスト・インターナショナルスクールの子どもたち

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 区内在住か通学、通勤する外国人が、日本に暮らす外国人が感じたことや、体験したこと、出身国のことなどを日本語で発表するイベント。参加者と観覧者との相互理解を図ることや、在住外国人の日本語能力の向上の機会をつくるために開催し、表彰も行う。

 2017年12月現在、杉並区に暮らす外国人は1万6290人で、5年前と比較すると5800人ほど増加している。在住外国人数の上位5カ国は、中国6354人、韓国または朝鮮2772人、ネパール1886人、ベトナム1395人、台湾967人。

 イベントでは外国人13人がスピーチを行う。審査は区のロータリークラブや、ユネスコ協会などが行い、構成、言語能力、発表態度、滞在年数を審査基準とする。賞は最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞など。そのほか、津軽三味線の匹田大智さん、和太鼓の橋口隆之さん、金刺由大さんの合同演奏や、ネパール人学校「エベレスト・インターナショナルスクール」(阿佐谷南3)の子どもたちがダンスを披露する。

 同協会の村中奏さんは「2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催も控え、年々外国人観光客が増加している。今回は日本に住んでいる外国の方々が感じたことを伝えるので、外国の方々との向き合い方について考えるきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~17時。入場無料。公式ウェブサイトで観覧申し込みを受け付ける。

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