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杉並区の各地で「こいのぼり」設置始まる 2つの川で90匹が空泳ぐ

善福寺川のこいのぼり

善福寺川のこいのぼり

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 杉並区の善福寺川(杉並区堀ノ内1)と妙正寺川(清水3)で現在、「こいのぼり」が展示されている。

妙正寺川のこいのぼり

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 町会や自治体によって飾られるこいのぼり。善福寺川の「善福寺川鯉(こい)のぼりの川渡し」は、「地域の子どもをみんなで育てていこう」と行われ、今年で19回目。町内の住民の家で揚げなくなったものや、遠方の人から寄付されたもの、近隣の幼稚園や小学校の生徒らがデザインした約60匹を泳がせる。

 妙正寺川では、区が主体となり実施し今年で12回目。妙正寺公園前の落合橋付近で、区内在住のノーベル物理学賞」受賞者、小柴昌俊さんの名を冠した「小柴ロード」と呼ばれる散策コースの中。約30匹が飾られているが、一部はこいのぼりの胴体にロープを貫通させて展示する。区の担当者は「いつもと一味違う力強い姿が特徴。足を運んでいただければ」と話す。

 善福寺川は5月11日まで、妙正寺川は6日まで。

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