阿佐ヶ谷のシェアカフェ「阿佐ヶ谷イネル」(杉並区阿佐谷北2)で8月5日、日本酒飲み比べイベント「酒と夏 阿佐ヶ谷 -sake and summer- 酒蔵直送」が開かれる。
日本各地で修業を積んできた日本酒の造り手が、よりすぐりの酒を提供する同イベント。阿佐ヶ谷のシェアハウス、「A-Camp」の住人と、元住人らで開催する。
開催のきっかけについて、「A-Camp」の住人の横尾有紀さんは「ゲストの『WAKAZE』今井さんは元住人。日本酒造りの修業のためにシェアハウスを卒業していった。『WAKAZE』立ち上げの際にはシェアハウスが拠点となっていたこともあり、今井さんが造ってきたお酒を始まりの地・阿佐ヶ谷で飲みたいと思った」と話す。
今井翔也さんは、新たな日本酒の開発・販売をする「WAKAZE」の醸造技術担当。東京大学農学部を卒業し、食品系ネットベンチャーに勤めた後、秋田「新政酒造」、富山「桝田酒造店」、新潟「阿部酒造」、実家である群馬「聖酒造」でも蔵人(くらびと)として修業を積み、酒造りの知識やノウハウを会得。現在は「WAKAZE 三軒茶屋醸造所」で商品開発を支えている。
当日は、今井さんが修業を積んできた酒造と、実家の酒造、自社の酒など13種類を提供。おつまみ付きの飲み比べセット(1,500円~)なども用意する。
「WAKAZE」は7月28日に、自社醸造所とバー「Whim Sake & Tapas」(三軒茶屋)のオープンも控えている。
横尾さんは「今井さんが造った日本酒、関わった酒蔵の日本酒を味わいながら、造り手の話が聞ける機会。日本酒が好きな方もあまり飲んだことが無い方も、ふらっと1杯、気軽に立ち寄りいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は15時~22時。入場無料。Peatixで事前予約ができる。