舞台「『おしゃべりなインド舞踊 ケララに夢中』出版記念公演」が9月8日、「座・高円寺2」(杉並区高円寺北2)で開かれる。
インド古典舞踊家の丸橋広実さんが、南インド・ケララ州で20年間、古典舞踊モヒニアッタムの修業での体験談をまとめた「おしゃべりなインド舞踊」(1,800円)の出版を記念した公演。
丸橋さんはインドでの修業後、2000年に文化庁から芸術家在外派遣員に抜てきされ、毎年インドと日本で公演活動を行っている。近年は数々の創作舞踊の作品を発表し、「ケララ州Fujiganga印日友好協会」から「舞踊貢献評価賞」を受賞するなど評価を受けている。
公演では、昨年亡くなった、丸橋さんの師匠で人間国宝のカラマンダラム リーラーマさんの遺作も取り入れ、丸橋さんとモヒニアッタム舞踊団が「心を込めて」踊るという。
丸橋さんは「ケララの文化や踊りの映像と語りによる解説付きなので、インド舞踊が初めてでも楽しめる。来場いただければ」と呼び掛ける。
開演は18時30分。料金は前売り=4,000円、当日=4,500円、学割=3,000円。