ラーメン店「六九麺(ろっくめん)」(杉並区高円寺南4、TEL 03-6454-6939)がオープンして1カ月がたった。
「ラーメンファンの楽しみを1つ増やす」をコンセプトに、青森県「シャモロック」、山形県「さくらんぼ鳥」、鳥取県「大山鶏」を使った「鶏ラーメン」を提供する同店は2018年12月1日オープン。席数はカウンター8席。
スタッフの井上慎史さんは元お笑い芸人で、阿佐ヶ谷のパールセンター商店街内にある居酒屋「浩太郎丸」も営業。ラーメンを作るのは元バンドマンの「うっちゃん」こと内海さんで、バンドをやりながらさまざまなラーメン店で勉強した。井上さんとは2009年にラーメン店で同僚だったといい、10年越しに再会し一緒に店を立ち上げた。
井上さんは「お店をやると決めたとき、紹介してもらった物件の両隣がラーメン店で、近隣にも10店のラーメン屋があるエリアだった。ラーメン好きが注目するエリアにあえて出店を決めて、ラーメンを食べる楽しみを増せればと思っている」と話す。
「一杯一杯を精一杯作る。熱々で一番おいしい状態でラーメンを食べていただきたい。一度に2杯ずつ調理するので少々お待たせすることもある」と内海さん。
お薦めは「鶏薫る 醤油(しょうゆ)六九麺」(980円)で、しょうゆは長野県と島根県のしょうゆ蔵から直送のものを使い「鶏スープ」と合わせる。北海道小麦の麺が入り、三元豚と鶏のチャーシューがのる。サイドメニューは、エトアール通りの「お米の高南」から仕入れる米に、パル商店街の「とよんちのたまご 高円寺店」(以上、高円寺南3)の卵を使った「とろたまごはん」(250円)など。
井上さんは「ラーメンファンが高円寺に集まって、地域を盛り上げるきっかけにもつながれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時30分~15時、18時~翌1時(スープが無くなり次第終了)。