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インドに行ったことがない店主の妄想インドカレー店 高円寺に期間限定出店

「妄想インドカレー」というのぼりが同店の目印

「妄想インドカレー」というのぼりが同店の目印

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 高円寺に1月16日、カレー店「妄想インドカレーbyネグラ」が期間限定オープンした。

カレーのワンプレートは日替わりで、2種のルーを合掛けする

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 インドに行ったことがなく本場のインドカレーも食べたことがないというオーナーの大澤さんが、南インドの庶民食「ミールス」をベースに、アジアやヨーロッパなど世界のスパイスを調合して作るカレーを提供する同店。大澤さんは「皿の上でかき混ぜ、味を作りながら食べるカレー」と話し、使用する食材も時期に合わせ変更する。

 大澤さんはスパイス好きが高じてカレーを作り始め、1年前からケータリングでギャラリーのオープニングパーティーやストリートアートのレセプションパーティー、商店街のお祭りなど、幅広く足を運びカレーを提供してきた。「呼ばれたらどこへでも行っている。イベントで食べてくれた人がまた別のイベントに声を掛けてくれて、口コミで広まった。実店舗をいつか持ちたいと思っていたところ現在の場所での期間限定オープンの話を頂いた。出会った人々に感謝している」と大澤さん。

 同地は7月以降に取り壊しが決まっているため、7月末で閉店する。以前はロックバーだったという店内はカウンター席のみの約8席で、店員と客の距離が近い。「狭いからついお客さんと話し込んでしまう」とスタッフの近藤さんは笑顔で話す。

 カレーは日替わりで、2種のルーを合掛けし副菜を添えるワンプレート(1,000~1,200円)。約30種のスパイスの中から、「サラダに合うスパイス」や「白身魚の料理に合うスパイス」など好みのスパイスを調合するサービスも(500円~)。

 大澤さんは「カレーが売り切れてしまうことや、イベント出店で土日が急きょ休みになることもあり迷惑を掛けてしまうが、『高円寺に面白いカレー屋があるよ』とたくさんの人に思ってもらえるよう、高円寺に根付くカレー店にしていきたい。神出鬼没なのでハートウォーミングな方に受け入れてもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は12時~21時(開店時間が遅くなることもある)。月曜・火曜定休。7月以降は新店舗(場所未定)で営業する予定。

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