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高円寺の庚申塔が300周年 無料の子ども向け縁日や限定グッズ販売も

昨年の300周年プレイベントの様子

昨年の300周年プレイベントの様子

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 高円寺の庚申(こうしん)通り商店街で10月29日、「庚申塔300年祭こどもまつり」が開催される。

建立300年の庚申塔

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 庚申通りにある「庚申塔」の建立300年を記念して開催される同イベント。同塔の中には、青面金剛(しょうめんこんごう)が祭られており、「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿が刻まれている。

 同塔は徳川吉宗の時代、1716年に高円寺村の村人10人が悪病退散・村民安全祈願のために建てた。当初は真南を向いていたが、1923(大正12)年の関東大震災で横転し、西向きに建て直された。1945(昭和20)年の東京大空襲では戦火をかぶってしまい、塔の一部が破損。1962(昭和37)年に修復され、「まちの守り神さま」として地元の人々に信仰されている。

 当日は、子ども限定で、スーパーボールすくいや、綿がし、ポップコーン、ヨーヨーが無料で楽しめる。同時開催の「高円寺フェス2016」に合わせ、2日間限定で「庚申塔建立300周年記念トートバッグ」と「モンピーキューピーのストラップ」を特別価格の300円で販売するという。

 同商店街会長の野崎さんは「高円寺フェスと同日に開催する300周年イベント。大いににぎわうこと間違いなし。たくさんの方に来場いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~15時。

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