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荻窪のトランスボックス11基がキャンバスに 荻外荘など街の名所紹介

荻外荘のラッピングを眺める親子

荻外荘のラッピングを眺める親子

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 荻窪の南口駅前通りのトランスボックス11基に3月16日、ラッピングが施された。

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 トランスボックスは地上にある箱型の電力供給機器。高円寺で昨年、落書き被害を防ぐ目的で「東京高円寺阿波おどり」などをイメージしたデザインが施された。街の魅力の向上と発信の場として活用できた実績から荻窪でも実施に至った。駅周辺の地域住民や区立施設の利用者などの投票で、かるたをモチーフにしたデザインで8カ所の名所を紹介することが決まった。

 ラッピングの内容は、「荻外荘(てきがいそう)」のイラストと「にっぽんの史跡となるは荻外荘」という句や、国登録有形文化財の「西郊ロッヂング」のイラストと「ロッヂング昭和モダンを見上げたり」という句など。そのほか、名所の場所を示す案内図も3カ所ラッピングした。

 都市整備部まちづくり推進課担当者は「歴史の舞台となった荻外荘や都会のオアシスのような大田黒公園など、いつも変わらぬ落ち着いた街というのが荻窪の魅力。多くの方に知ってもらえれば」と話す。

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