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高円寺「割烹DISCO」が12月再オープンへ 資金募る、リターンに「変わり種」も

休業前の割烹DISCO大蔵

休業前の割烹DISCO大蔵

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 高円寺で9月30日から休業中の居酒屋「割烹DISCO大蔵」が現在、クラウドファンディングで再オープンに向けた資金の支援を呼び掛けている。

休業前の割烹DISCO大蔵の看板

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 中通り商店街にあった同店は、DJが常に音楽を選曲する創作居酒屋で人気店だったが、店の事情により休業となった。11月、再オープン地を庚申通りに決めたといい、「Re:Dai-zou(リダイゾー)」と名付けたプロジェクトを始動。クラウドファンディングで600万円の支援を呼び掛けている。

 ラフ&ピース合同会社の萩原明さんは「大蔵より後にオープンした、カフェダイニングの『焙煎DISCO 茶蔵(さぞう)』と和風PUBの『JAPUB 円蔵(えんぞう)』は営業を続けているものの、大蔵が休業となってからは、親を失ったような空虚感、喪失感に駆られていた。そんなときに店に関わるデザインを担当したくれたデザイナーや常連さんからたくさんの署名と金のブタの貯金箱をいただき、再オープンに向け背中を押してもらった」と話す。

 リターン品は5,000円でオープニングレセプションへの招待や名入れした木札を店内に飾ってもらえる権利、テキーラ30杯券、ワサビの巻き物「泣き巻」15回分券、アルバイト体験などを用意。3万3,000円で1年間来店ごとに3杯まで無料になるVIPカード、5万円で店のトイレのネーミングライツを得られ、スタッフ間でトイレを発声する際は、支援者の名前が呼ばれるなど、「変わり種」も用意する。

 萩原さんは「居ぬき店舗での再開がほぼ決定し、オープン日を12月13日と決めた。もう一度あの空間を高円寺に作るべく、みなさんにお力添えいただければ」と支援を呼び掛ける。

 プロジェクトの支援は11月29日まで。

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