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荻窪に体験型インテリアカフェ「wood good brothers」 兄はインテリア、弟は 料理担当

充実するカフェメニュー

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 荻窪のすずらん通り商店街に「wood good brothers」(杉並区荻窪5、TEL03-6279-9748がオープンして半年がたった。

店の外観

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 「体験型インテリアカフェ」がコンセプトの同店は昨年8月にオープン。店内の家具やインテリアは全て購入でき、商品を利用しながらカフェメニューが楽しめる。店内には24席を用意し、一部のテーブル席とカウンター席にはコンセントを設置。無料WiFiも備え、スマホやパソコンの利用もできる。

 経営するのは木村雄太さん、雄麻さん兄弟。兄の雄太さんはこれまでインテリア関連の会社に勤め、約300社のメーカーの家具を扱っていた。20歳頃から「30歳までにインテリアに関連した仕事で独立したい」と考えていたと言い、30歳を迎え同店をオープン。カフェでの仕事経験がある雄麻さんが料理面をサポートする。雄太さんは「通常家具を購入する時はすでに目的を持って家具屋に訪れることが多いと思うが、当店はカフェメニューを楽しみながらインテリアに親しんでもらえる複合型の店」と話す。

 オープンまでは4年かけて関東エリアで物件を探した。住宅街と個人商店が混在している場所を希望し、最初に見た荻窪の南口がマッチした。「若い方も多いが商店街の方や近所に住む元気なお年寄りも利用してくれている。最高齢のお客さんは92歳。会う度にこちらが元気をもらっている」と雄太さん。

 雄麻さんのお薦めは「ミートソースたっぷりのラザニア」(880円)(ランチはドリンク・サラダ付き、1,080円)、エスプレッソマシンで一杯ずつ入れる「カフェラテ」(500円)。ソファ、テーブル、椅子、ライト、植物(フェイクグリーン)、トイレのミラーやトイレットペーパーのホルダーなどにも値札を付け販売。そのほか約10社のメーカーのカタログが閲覧でき、気に入ったものがあれば購入できる。

 雄太さんは「好きな席を選んでインテリアを体験してほしい。料理は新メニューも続々と開発しているので、SNSもチェックしてもらえれば」と話す。

 今後はワークショップの開催などにも力を入れていくといい、次回は「ハーバリウム(植物標本)」の講師を招き開く。開催は2月22日、3月1日、14時~15時、15時~16時。

 営業時間は11時30分~21時(日曜・祝日は18時まで)、隔週日曜・月曜定休。

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