プレスリリース

2年連続でCorporate Startup Stars 2025で“Top 100”を受賞

リリース発行企業:日本航空株式会社

情報提供:

2025年12月8日

 JALは、2025年12月2日にパリで開催されたグローバル・アワード「Corporate Startup Stars 2025」の授賞式において、2年連続で“Top 100”に選出されました。
 本アワードは、国際商業会議所(ICC)(*1)とMind the Bridge(MTB)(*2)が主催し、企業とスタートアップのオープンイノベーションにおける取り組みを世界的に評価するものです。JALのコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を中心とした先駆的な活動が高く評価されました。

(左)Mind the Bridge社創業者兼CEO Marco Marinucci氏 (右)日本航空 事業開発部 シリコンバレー投資戦略グループ長 鈴木 洋亮



 今回の受賞を契機に、JALはこれまで以上に戦略的かつダイナミックなオープンイノベーションをグローバルに展開することにより、持続可能な未来の実現に挑戦してまいります。

(*1)国際商業会議所(ICC)は、フランス・パリに本部を置き、170カ国以上で4,500万を超える企業を代表する国際的なビジネス組織です。1919年、第一次世界大戦後のヨーロッパ復興と自由貿易の推進を目的に設立され、1920年にパリで創立総会が開催されました。現在、世界130カ国以上の国内委員会や企業・団体で構成され、国際貿易の促進やビジネスルールの標準化を通じて、グローバル経済の発展に寄与しています。
URL:https://iccwbo.org/
(*2)Mind the Bridge (MTB)は、世界のスタートアップと大企業をつなぎオープンイノベーションの推進を支援するグローバル企業です。2007年に元Google社員のマルコ・マリヌッチによって設立され、本社をサンフランシスコに構え、バルセロナやソウルを含む世界各地に拠点を展開しています。使命は、スタートアップと大企業の架け橋となり、イノベーションと成長を促進することで持続可能なエコシステムを育むことです。
URL:https://mindthebridge.com/


【JALがTop 100へ選出された主な理由】
1. グローバルなオープンイノベーション活動の実現
2019年のCVC設立以来、本社のある東京を軸に事業開発を担う一方、グローバル・オープンイノベ
ーションの拠点であるシリコンバレーで世界中のスタートアップ企業へ戦略的な投資を展開していま
す。このJAL独自の「グローバル・オープンイノベーションモデル」が一貫して推進されている点が
国際的に高く評価されました。

2. BeZero Carbon(*3)への戦略的出資
2025年1月の同社への出資は、CORSIA(*4)を含む国際的なカーボンクレジット市場における透明性
と信頼性向上に資する取り組みとして、審査委員会から高い評価を受けました。クライメイトテック
分野における戦略性と社会的意義の重要性が評価の決め手となりました。
(*3)BeZero Carbonは、カーボンクレジットの品質を独立した視点で評価する世界的な格付け機関です。同社が提供するレーティング、リスク分析ツール、データセットは、世界の企業・政府が信頼性の高い気候関連意思決定を行うための基盤となっています。BeZero Carbonは、カーボン市場を通じて気候インパクトを加速することを使命としています。
(*4)CORSIA(Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)。国際航空業界での温室効果ガス排出削減を 目指す国際的な取り組みのこと。


3. 株式会社パワーエックス(日本)との実効性の高い共創
2025年4月より、パワーエックスへの出資を起点に「事業創出型
CVCモデル」を推進しています。再生エネルギーを活用したカー
ボンゼロ農業という新しい生産モデルの実現に加え、航空・エネ
ルギー・農業を横断する価値連鎖の創出への取り組みとして評価
されました。




JAL Agriport農園「JAL FARM」に設置された蓄電池「PowerX Cube」

(2025年4月11日共同リリース:JALグループとパワーエックス、環境事業で業務提携
URL:https://press.jal.co.jp/ja/release/202504/008765.html


【Mind the Bridge 会長 アルベルト・オネッティ氏のコメント】
「日本航空(JAL)は、世界のスタートアップと継続的に共創できる、強固で一貫性のあるオープンイノベーションモデルを築いています。 同社の CVC である JAPAN AIRLINES VENTURES(JALV) は、パワーエックスとの協業に示される実事業の創出と、BeZero Carbon への投資に象徴される長期的な戦略投資の両面で確かな成果を挙げています。これらの取り組みは、JALが未来志向のパートナーシップを真に体現していることを示しています。」

【日本航空 執行役員 イノベーション本部長 鈴木隆夫のコメント】
「昨年に続き2年連続で、このような名誉ある賞を受賞できましたことを大変光栄に存じます。
”JAPAN AIRLINES VENTURES”として、シリコンバレーと東京のチームが一丸となって、更なる挑戦を積み重ねてきた努力の結晶です。今回の評価に満足することなく、世界中のスタートアップとの共創を通じて、オープンイノベーションモデルをさらに進化させ、新たな価値を生み出し未来社会を創造してまいります。JALが切り拓く次なる挑戦と未来社会に、ぜひご期待ください。」


以上

















 















  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース