「秋の大文化祭」をテーマに、さまざまな企画を同時に展開する複合型イベント「第18回 高円寺フェス2024」が10月26日・27日、高円寺の商店や駅前広場、公園などで開催される。高円寺四大祭りの一つ。

森浩美さん主宰の朗読劇団「家族草子」

　実行委員会が2020年4月に立ち上げたポータールサイト「高円寺百貨店」に掲載する幅広いジャンルの店から、今年は約260店が参加。各店は独自イベントやデジタルスタンプラリーへの参加、飲み歩きイベント「ぐるカップ」などを行う。

　高円寺駅前北口広場（杉並区高円寺北2）ではプロレスやアイドル、バンドのライブパフォーマンス、高円寺中央公園（高円寺南4）ではカレーイベント「カレーなる戦い」、「高円寺マシタ」（高円寺南3）イベント広場ではサーカスや阿波おどりなどのパフォーマンス、南四丁目交差点付近では福島県南相馬市のパフォーマーや浜焼きなどを、それぞれ展開する。

　デジタルスタンプラリーはアプリ「ココアル」をダウンロードし、アプリ内でスタンプをためると福引に参加できる。景品には商品券や参加店が協賛した商品などを用意する。

　座・高円寺2（高円寺北2）では、SMAP「青いイナズマ」「SHAKE」など700曲を作詞した森浩美さん主宰の朗読劇団「家族草子」が、台本を手にしながら演技をする、朗読と芝居を融合させた2作品を披露。みうらじゅんさんや大槻ケンヂさんのトークイベントも例年通りに開く。

　実行委員長の佐久間ヒロコさんは「天気が良ければ50％は成功。準備をしてくれてる各イベントの関係者と来場者にとって最高の日になれば100％、イベントは成功。そう言える日を願い、多くの方に楽しんでもらえたら」と参加を呼びかける。