高円寺北口にある商店街「北中商栄会」が運営する「高円寺北中テレビ」の番組「高円寺びより」の第1回が1月25日、ユーチューブ上で公開されている。
同番組は地元住民や商店主などが進行役を務める地域密着型の番組で、今回は漫画「孤独のグルメ」の原作者として知られる久住昌之さんをゲストにトークを繰り広げる。
番組では齋藤商店会長が老舗洋食店「キッチンフジ」の定食や、「藪そば」の巣ごもりソバなどをVTRで紹介。番組中に出前を取り、久住さんが日本酒とともに味わうなど、和やかな雰囲気が収録されている。
副局長の狩野さんは「今後は普通のネット放送と高円寺周辺のみで視聴できるネット放送の2本立てで行きたいと思っている。高円寺まで足を運んで見てくれるようなテレビ番組を作りたい」と話す。
「どうやってネットと付き合っていくか、活用していくか、ひとつの実験の意味も込めて、あえてネット空間を限定したい。身体性を持ったネットテレビになればいいと思う」とも。
次回のゲストは田中杉並区長を予定しているという。