杉並区役所2階ギャラリーで11月4日、「杉並のイラストレーター展」が始まった。
区内を活動拠点しているイラストレーター21組の作品が展示される同展は2011年に次ぎ2回目の開催。イラストレーター仲間が、自分たちの活動をPRすることが目的だ。
会場を案内する上丸健さんは区内在住のイラストレーターで、実家が銭湯「開楽湯」を経営していたことから、区内の銭湯で定期的に行われるしょうぶ湯やハーブ湯などのポスターを手掛けるようになった。同銭湯は2006年に廃業しているが、ポスターの仕事は引き続き担当している。
上丸さんは「イラストは、発注者から与えられたテーマや目的に沿って何度も打ち合わせをして描いていくので、与えられたミッションをこなす、その達成感や相手の思うようなイメージに作品が出来上がった時には、みんなで喜べるところが魅力」と話す。
同展では、イラストのほか、エコバッグやポストカード、紙芝居など色彩豊かな作品も数多く並ぶ。
開催時間は9時~17時(13日は9時~15時)。11月13日まで(8日は休み)。