杉並区で4月19日、熊本地震の支援物資を積んだ2トン貨物車2台と区防災課職員が運転するワゴン車が「うまかな・よかなスタジアム」(熊本市東区)に向かって出発した。
トラックは同日17時ごろ、田中区長らに見送られながら出発。トラック2台は災害時の協定を締結している安田商会と一般社団法人東京都トラック協会杉並支部が用意した。積み込んだ物資は、アルファ米5000食、クラッカー1万1060食、汁物4000食、2リットル入りペットボトル飲料1890本、箱ティッシュ2500個、アルコール消毒800本で、首都直下型地震に備えて備蓄していたもの。
同日、区から熊本県東京事務所の渡辺純一所長に見舞金として100万円を届けた。現在、区役所や区民センターなど、区立施設に日本赤十字社の募金箱を設置し支援を呼び掛けている。