高円寺のボードゲーム専門店「すごろくや」が10周年を迎え、4月23日、ヴァル研究所でイベント「ボードゲーム広場」を開催する。
カードを崩さないように積み上げていくゲーム「キャプテン・リノ」で遊ぶ子どもたち
店で販売するゲームや、イベントで使用しているボードゲーム100種類以上を用意し、来場者は自由に遊ぶことができる。
同店はこれまで、オリジナル商品の販売や、日本、ドイツ、アメリカ、フランスなど世界各国の470種類以上のボードゲームを取り扱ってきた。店長の丸田康司さんは「いつも遊びに来てくれる方、通信販売を利用してくださる方、お世話になっている取引先の方、高円寺の方々の応援で、何とか10年目の節目を迎えられた」と笑顔で話す。
丸田さんは、開業以前は「MOTHER2 ギーグの逆襲」「風来のシレン」「ホームランド」など、テレビゲームの開発に従事した。その後同店をオープンし、親子やカップルで楽しめるオリジナルゲームの企画制作、ボードゲームイベントやワークショップなどを行っている。高円寺の秋の文化祭「高円寺フェス」では、しりとりスタンプラリーの企画を展開する。
同日、オープンカフェブースでは、10年の歩みを紹介する「10周年ヒストリーミュージアム」も併設し、オリジナルゲームの開発中のモデルや、ネット上で行っていた、「粘土のバルバロッサゲーム」の名作選クイズなどを用意し、店内では22日から割り引きセールも開催する。
丸田さんは「100種以上のボードゲームがそろい、自由に遊べるめったにない機会。たくさんの方にボードゲームの楽しさを知ってもらえるきっかけにもなればうれしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~18時。参加無料。