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阿佐ヶ谷ロフトで「うんこ映画祭」 「うんこ」「排泄」などテーマにオリジル短編作品上映

毎年30作品ほど上映される「うんこ映画祭」

毎年30作品ほど上映される「うんこ映画祭」

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 阿佐ヶ谷ロフト(杉並区阿佐谷南1)で5月19日、「第6回うんこ映画祭」上映イベントと表彰式が開催される。主催は漫画家の駕籠真太郎さん。

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 「うんこ」「トイレ」「排せつ」がテーマの短編映像による映画祭。駕籠さんは「これまで映像メディアで登場した『うんこ』や『排せつ』といえば、ギャグや特殊性癖(スカトロジー)、反社会的描写などあるが、もっとそれ以外の可能性があるのではないかと思った。映像メディアにおける、表現の拡張を目指したい」と開催の意図を話す。

 開催のきっかけは、10年前に新宿ロフトプラスワンにイベントを持ち込んでくれないかと声掛けされ、当時企画監修を務めた同人誌「世界がもし100個のうんこだったら」内の企画「うんこ」「排せつ」をテーマにした漫画やイラストを100作品集めるコーナーが人気だったので、映画バージョンをやろうと思ったからだという。

 駕籠さんは1969(昭和44)年東京生まれの奇想漫画家で、1988(昭和63)年に商業誌デビューした。以後、エログロ、ブラックユーモア、不謹慎などのテーマで漫画を描き、イベントなども開催している。最新の単行本「駕籠真太郎スポーツセレクション・左側に気をつけろ!」も注目を集める。

 現在作品募集も行っており、形態は実写、アニメ、人形劇、スライドショーなど自由。内容もドラマ、コメディー、ドキュメンタリー、POV、一発ギャグなど「何でもあり」だが、性器や肛門などの直接描写や本物の排せつ物の描写は禁止している。

 イベントではゲストに、さそり監督さん、内山沙千佳さん、しじみさんを招き、審査会と上映会を行う。

 駕籠さんは「『うんこ』と聞くと汚いイメージしか湧かないかもしれないが、実際の出品作品は、多くのオリジナリティーあるものが溢(あふ)れていて、主催の自分が見ていてもとても楽しい。ほかではお目にかかれない映画祭なので、足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は19時30分~。前売り=1,500円、当日=2,000円(共に飲食代別)。作品募集締切は5月1日まで。

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