高円寺の雑貨店「桃源郷」(杉並区高円寺南3)が5月1日、オープン1周年を迎えた。
「比べる物のない世界」をコンセプトにしたハンドメード・リメークショップ。エトワール通り商店街沿いにあるピンク色の外観が目印で、「高円寺に存在するユートピア」をテーマに営業する。店内にはアクセサリーや雑貨、リメークアイテムなどを並べ、平成カルチャーをイメージしたカラフルな空間を演出する。
運営会社「気高い」社長の井上沙織さんは、高円寺で長年ネイリストとして活動してきた経験を持つ。「お客さんから『こういうネイルをしてほしい』というリクエストを受け、それに応え続けてきた。その延長で、『こういうものが好きな人もいるかな』と考えながら雑貨を製作している」と話す。店内のほとんどの商品は井上さんのアイデアによるもの。雑貨店を始めたきっかけについて、「子どものころに近所にあったファンシーショップのような場所を作りたかった。高円寺のカルチャーにも合うと思った」と振り返る。
ギョーザやアザラシ、イチゴをモチーフにしたブレスレットが人気商品という。「隣にあるギョーザ店『柳亭』に着想を得て、ギョーザモチーフを作ったところ人気が出た」と話し、高円寺の街からヒントを得た商品も多い。店内のレイアウトにもこだわり、アメ横の「チョコレートのたたき売り」のような「山盛りでワクワクする感じ」を意識したという。商品を多く並べることで、宝探しをするような空間づくりを心がけている。
井上さんは「今後は服づくりにも力を入れていきたい。リメーク古着も増やしながら、長年高円寺カルチャーを支えてきた古着店のような存在になれたら」と意気込む。
営業時間は12時~20時。