高円寺で毎月3～4回開催されている、タイ料理と英会話を学べる教室が人気を広げている。

ティップさんのつくる「ヤムウーセン」

　タイ出身のLalinthip（ティップ）さんが本場のタイ料理を英語で教えるという同講座。ティップさんは来日前、ブラジルと米国に住んでおり、ニューヨークのお菓子学校を卒業した。ティップさんは「タイ料理は特に屋台フード（ストリートフード）のバリエーションが豊富で魅力的。屋台それぞれが自分だけの味を自慢するので食べて飽きない」と話す。

　講座はティップさんの自宅で4人の少人数で行われ、5品を作る。メニューはコースにより異なるといい、定番の「ヤムウーセン」「ガパオ」「トムヤムクン」「グリーンカレー」のほか、「タイ茶のパンナコッタ」「ゆで卵のタマリンドソース炒め」「ロースト豚のタイスパイシーサラダ」などおもてなし料理も紹介する。

　参加者からは「行きつけのタイレストランよりおいししかった」「とてもフレンドリーで楽しいレッスン」などの感想が寄せられ、リピーターも多いという。ティップさんは「『食』をシェアするのは異文化を知るためのすてきな手段。自分の国、タイを楽しく紹介できたら」と話す。

　参加費は3,600円～。ホームページで開催日の確認と予約ができる。