西荻窪3店で現在、「KOKESHI EXPO(こけしエキスポ)」が開催されている。
同エキスポは「伝統に知る」「古きに知る」「新しきに知る」の3つの「知る」がテーマ。「イトチ館(西荻イトチ)」(杉並区西荻北2)では、「うつくしこけし展」と題し、鳴子、作並、遠刈田、山形の「未来のこけしファンに引き継いでいきたい伝統的なこけし」を展示販売する。
「ウレシカ館(URESICA)」(杉並区西荻北2)では、イラストレーターや絵本作家などが絵付けしたこけしも展示販売。参加作家は猫のイラストで有名なヒグチユウコさん、絵本作家のおくはらゆめさん、イラストレーターの福田利之さんなど20人。
「にわとり館(にわとり文庫)」(杉並区西荻南3)は、昭和40年~昭和末のこけしを中心に販売。伝統的で人気だという津軽こけしはオークション形式で販売する。
西荻イトチの店主は「こけしブームといわれる昨今。ブームが来ても来なくても、こけし工人さんがこけしを作ることは変わらない。これから先の未来にも変わらずにこけしがほほ笑み続けられるよう、ほほ笑むこけしを手に取っていただけるよう願いを込めて、3つの『知る』をテーマに昨年に続き2回目の開催となる。こけしに会いに3店舗を巡っていただければ」と語る。
イベントの詳細は、各店のホームページで確認できる。7月3日まで。