高円寺の雑貨店「cotogoto(コトゴト)」(杉並区高円寺南4、TEL 03-3318-0313)で10月14日から、「土鍋で炊いて、平茶わんでいただく、秋の新米展」が開催される。新米を楽しく食べてほしいと開く同展は、飯わんや米の展示販売、ワークショップを行う。
飯わんの代表格と呼ばれているという、白山陶器の「平茶わん」は、普段は15 種類の柄を取り扱うが、期間中は100種類の柄を展示販売する。「平茶わん」は、森正洋さんがデザインし、1993年に「グッドデザイン賞」、2004年に「ロングライフ デザイン賞」受賞。大ぶりで、少し浅く、広い口なのが特徴だ。
21日・22日の12時~13時30分、15時~16時30分に、創業 180 年の伊賀焼窯元「長谷園」が、火加減せずに炊飯できる土鍋「かまどさん」を販売。ワークショップでは 「炊く・蒸す・燻(いぶ)す」をテーマに、長谷園スタッフが土鍋の活用法を実演。かまどさんで炊く、新米、蒸し野菜とバーニャカウダソース、いぶしぎんの薫製、リンゴとサツマイモの蒸しデザートが試食できるという。
22日・23日の11時~20時には戸越の米専門店「お米や」のスタッフが、新潟県南魚沼産の従来品種コシヒカリの新米と炊きたての米で握ったおむすびを販売する。
スタッフの吉満さんは「今の季節にしか味わえない新米を存分に楽しんでいただけたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。ワークショップ参加費は2,000円。30日15時~16時30分のみ空きあり。電話で事前予約が必要。