「Asagaya/Loft A（阿佐谷ロフトA）」（杉並区阿佐谷南1）で3月10日、「『あいぱく アワード2016』受賞商品 表彰式＆試食会」が開催された。

試食で用意されたアイス（左上から時計回りに）「すずめチュンアイス」、「奄美塩ジェラート」、「信玄餅アイス オリジナル」、「宇治抹茶アイス80」

　「日本アイスマニア協会」が2016年、大阪や原宿、長崎など全国6カ所で開催したアイスクリームイベント「アイスクリーム万博（あいぱく）」で売り上げの多かった商品やSNSで話題となった商品を表彰する同イベント。抽選で選ばれた会員100人が参加した。

　同協会は「ただのアイス好き」が運営する団体だといい、「自分たちが思いっきりアイスクリームを楽しみたい、アイス好きが集い、楽しめる場をつくりたい」という思いから2014年3月に創立。協会のホームページにある「アイスマニア検定」に合格すれば誰でも会員になれるといい、現在8000人が会員登録している。

　表彰式では、最高金賞が「桔梗（ききょう）屋」の「桔梗屋信玄ソフト」、金賞が「ニューヨーク堂」の「長崎カステラアイス」、銀賞が「スマイルクリエイト」の「揚げあげもみじアイス」に与えられた。特別賞は、「とりみカフェ」の「すずめチュンアイス」、「castano」の「奄美塩ジェラート」、「京都利休園」の「宇治抹茶アイス80」が受賞した。

　会場では6種類のアイスの試食も用意され、「あいぱく」でしか提供していないという「揚げあげもみじアイス」は揚げたてが提供され、参加者からは歓声が上がっていた。「スズメの味」をイメージしたという「すずめチュンアイス」を試食した参加者は「確かに少し藁（わら）のような香りがスズメっぽいが、おいしい」と話していた。

　新潟、富山、石川、福井、長野、山梨のみで販売されている「ルマンドアイス」の争奪じゃんけんも行われ、勝ち残った16人が試食した。

　会長のアイスマン福留さんは「アイスは冷たくて口の中で溶けるという素晴らしい食べ物。今年も「あいぱく」の開催を企画しているので、参加いただければ」と呼び掛ける。「今日は優秀なご当地アイスを食べ続ける『プレイ』に参加いただき、ありがとうございました」と話すと会場は笑いに包まれていた。