新高円寺の智光院(杉並区松ノ木3)で4月20日、「第14回松ノ木手づくりマルシェ」が開催される。
年に2~3回開催する同イベントは高円寺周辺の個人、団体、店が集い、「手づくり」をコンセプトにさまざまな文化を発信している。今回は「colorful!(カラフル)」をテーマに25店が出店する。
事務局の濱田始さんは「手づくりを根本のコンセプトに、まずは日々の仕事を知る、顔が見える出店者に声を掛けたのがイベントの始まり。新しく出会う出店者も、おのずと誠実な仕事をする人が集まってくれた。トライ&エラーで開催する都度クオリティーを保つ努力をしているが、排他的にならずにユニークなアイデアを受け入れられるマルシェであり続けられるよう、『カラフル』をテーマに決めた」と話す。
見どころは初出店の5店だといい、昨年高円寺にオープンしたオーガニックカフェ・レストラン「KIFRUITS TOKYO(キフルーツ・トーキョー)」(高円寺北3)は野菜スープや自家びき鶏団子を提供する。そのほか、インターネットで北海道の自然農法・特別栽培の米を販売する「オコメグラム」、弁当包みやおにぎり袋などの布小物を作る「UTTOKO」、布ぞうりの「Nishi-Zori」、リボンをモチーフにしたアクセサリーを作る「manon」、ガラス作品の「Takumi Glass 工房」など。
濱田さんは「ありふれた平日が、少しだけ特別なものになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。荒天の場合は27日に延期。