「座・高円寺 開館10周年記念展」が3月11日から、杉並区役所区民ギャラリー(杉並区阿佐谷南1)で開催されている。
高円寺にある劇場「座・高円寺」(高円寺北2)は芸術文化の振興を図るための施設として、2009年5月に開館。今年、10周年を迎えるにあたり、劇場が行ってきた取り組みなどを紹介する。
展示内容は3部構成で、「舞台芸術」では、これまで上演した公演のポスターや台本、制作物などを展示。映像資料も上映する。「子ども対象事業」では「あしたの劇場」など子どもを対象とした事業、子どもが良質な芸術に触れる機会があることを紹介。「地域への貢献」は、高円寺四大まつりへの参加や協力、マルシェイベント「座の市」のなど地域に根差した劇場としての在り方を写真などで紹介する。
同記念展の担当者は「座・高円寺は、年間を通してさまざまな演目が上演され、舞台芸術の創造・発信においても国内外から注目を集める公共劇場となっている。展示を通じて、座・高円寺をより身近に感じていただき、これまで劇場に行ったことのない人も来館してもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~17時。日曜・祝日休み(16日は特別開庁)。今月22日まで。