荻窪に7月、コミュニティースペースが集積するビル「ooen」(杉並区今川1)がオープンする。
「自分らしい生き方・暮らし方・働き方を実験できる場所」として、「多様な文化が混ざり合う文化ターミナル」を目指す同ビルは2019年5月に改装に着手。7月中旬のオープンを目指す。
環八通り沿いに建てられる4階建ての同ビルは、1階は「誰でも気軽に立ち寄れる」コミュニティスペースとするほか、2階は古書や雑貨を中心とした販売スペースとレンタルスペース、3階は料理教室やワークショップなどに利用できるシェアキッチン、4階は手作業やレッスン・講座・座談会などを行うスペースを予定している。
現在、クラウドファンディングで資金を募り、内装費用や備品購入の予算に充てるという。
プロジェクト発起人で、紙の実験室『西荻ペーパートライ』の事務局を務める小松伸一さんは「これからの人生100年時代を迎えていく中で、自分らしい生き方や暮らし方、働き方をそれぞれが考えたり実験できたりするような場所として活動していく。多くの人が関わってほしい」と呼び掛ける。