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郷土博物館が「懐かしい夏」をテーマに企画展 夏の道具を展示

昭和18年当時の小学生の絵日記

昭和18年当時の小学生の絵日記

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 杉並区立郷土博物館(杉並区大宮1)は7月18日より、企画展「すぎなみ夏日記 あの日見たナツモノたち」を開催している。同館が所蔵する資料の中からエアコンが普及する前の「ナツかしい(懐かしい)」時代の「ナツ(夏)」に関する道具を「ナツモノ」と位置付けて日記風に展示する。

企画展入り口

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 展示されるのは日傘や浴衣、うちわ、扇風機など直接日差しをさえぎったり風を起したりする道具や衣服のほか、金魚鉢や風鈴など視覚や聴覚で涼を得るもの、網戸がない時代に生活必需品だった蚊帳、蚊取り線香など夏の風物詩となってきた道具も。あわせて1943(昭和18)年当時の小学生がどのように夏を過ごしていたかを伝える絵日記も展示する。

 企画担当者は「日記は古くは平安時代にも書かれていて、それぞれの時代のその時々の様子を知ることができる。この展示で当時の子どもたちの日記に込められた思いを感じながら、ひと昔前の夏の遊びや暮らしを楽しんでもらえたら」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜休館(祝日は開館、翌日休み)。観覧料100円(中学生以下無料、20人以上の団体は1人80円)。9月6日まで。

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