「2020高円寺・阿佐ヶ谷 高架下見本市」が12月18日・19日、高円寺駅と阿佐ケ谷駅間の「高架下空き倉庫」(杉並区阿佐谷南2)で開かれる。主催はジェイアール東日本都市開発。
これまであまり使われていなかった高架下空き倉庫を2021年4月~6月に「お試し利用」として貸し出すための説明や、エントリー受け付け、ワークショップなどを行う。
運営の「エヌキューテンゴ」齊藤志野歩さんは「安全管理や近隣への配慮などで、利用に少し制約がある高架下。この度、ジェイアール東日本都市開発さんが地域の皆さんからの発案による利用を受け付けることになった。安心して使えそう、使ってもらえそうかなど、貸し手・借り手の共通課題を明確にできれば」と話す。
イベントでは、これまでの開催した「高架下芸術祭」など、利用例のパネルを展示し、説明を行う。各所で配布しているイベントチラシの裏面のぬり絵を塗って持参すると先着400人にカレンダーを贈呈するほか、約7メートルの立体工作コーナーにも参加ができる。ウェブサイト「阿佐谷百貨店」のブースも登場し、阿佐ヶ谷にまつわるグッズなどを販売。ドリンク提供も行う。
齊藤さんは「現時点で詳しい利用内容が決まっていなくても、まずはエントリーしてほしい。全ての方の希望にはお応えできないかもしれないが『やってみたい』気持ちをお話しいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。