杉並浴場組合のウェブサイトが12月、リニューアルした。
杉並区の銭湯は、高円寺エリアに5軒、阿佐ケ谷エリアに3軒、荻窪・井草エリアに4軒、西荻窪エリアに3軒、和田・和泉エリアに4軒あり、全19軒が同組合に属している。
組合の広報担当で「玉の湯」の末岩尚人さんは「若い世代から銭湯やサウナに注目が集まっていることもあり、地元の人にも、もっと銭湯の魅力を伝えたいと思った。リニューアル後のサイトでは、それぞれの銭湯の個性が分かる写真を多く掲載したので、楽しんでいただけるはず」と話す。
サイトでは各銭湯の外観や浴室、番台などを写真で紹介する。サイト内検索ではフリーワード入力ボックスと「男性サウナ」「女性サウナ」「貸しタオル」「駐車場」など28種のタグを用意し、目的の情報を見つけやすくした。
同時期に、リーフレット「すぎなみ銭湯にいこう!」も発行し、対象エリアにポスティングするなどで、新規顧客の開拓を狙う。
末岩さんは「リーフレットに共通入浴券が当たる応募券を付け、各銭湯に来店して応募する仕組みにしたことで、新たなお客さんの来店もあり、うれしく思っている。ウェブでは季節に合わせて実施するイベント情報などを発信し、リーフレットは定期的に発行して引き続きポスティングで地域の人にPRしていく。どちらもご覧いただき気になる銭湯やお近くの銭湯に足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。