無添加食肉加工品の製造販売を行う「ぐるめくにひろ」(杉並区下井草4)が2月3日、「無添加熟成生ハムスープ・ポトフセット」の限定販売を始めた。
無添加サラミや契約農家の豚肉を100%使ったソーセージなど自社製造し、百貨店などへの卸売りや実店舗での販売を行う同社。昨年度はコロナ禍で通信販売の売り上げが2019年度より3倍増えたという。
社長の松澤州紘さんは「当社では添加物をソーセージやハムに入れるのが当たり前だった20年以上前から、ミネラルウオーター、自然海塩、有機無農薬栽培の野菜など安全な素材にこだわり、肉のうま味を引き出す熟成方法で添加物を一切使用しない、ハム・ソーセージの製造を行っている。顧客は素材や生産者が明らかで安心しておいしいものを食べたいという健康志向の方が多いが、コロナ禍でその需要が高まっている。外食を控え家庭で食事をする機会が増える中、『料理疲れ』『自炊疲れ」という負担を感じる人も増えていると聞き、手軽に料理できるポトフを提供したいと考えた」と話す。
同セットは、無添加熟成生ハムでだしを取ったスープ400グラムと、牛肉をベースにしたポトフ専用の腸詰め「リヨン」、スモークをかけていない白い腸詰め「ミュンヘン」、フランクフルトが、それぞれ3本ずつ入る。
松澤さんは「熟成生ハムは、免疫力もアップするといわれている発酵食品。こちらをぜいたくにだしに使い、うま味たっぷりで体が温まる商品」とアピール。「これからも安全安心で楽しい気持ちになる商品を開発し、多くの方に喜んでもらいたい」とも。
価格は3,672円。通販や店舗で購入できる。3月15日まで。