コント日本一を決めるお笑い賞レース「キングオブコント2021」の決勝進出者10組が9月6日に発表され、高円寺在住の芸人が属するコンビが多数選出された。
2008(平成20)年から続くコントバトルで優勝賞金は1,000万円。今大会のエントリー総数3015組中、ファイナリストに選ばれたのは「うるとらブギーズ」「蛙亭」「空気階段」「ザ・マミィ」「ジェラードン」「そいつどいつ」「男性ブランコ」「ニッポンの社長」「ニューヨーク」「マヂカルラブリー」(五十音順)。
このうち、ユーチューブチャンネル「高円寺チャンネル」やテレビ朝日系で放送のバラエティー番組、「アメトーーク!」で「高円寺芸人」として特集が組まれ、高円寺在住芸人として活躍するのが、「マヂカルラブリー」村上さん、「ニューヨーク」嶋佐和也さん、「空気階段」鈴木もぐらさん、「そいつどいつ」市川刺身さん。高円寺フリーマガジン「SHOW-OFF」81号の巻頭インタビューにも登場しているメンバーで、SNSではファイナリスト発表後から「高円寺芸人祭り」などと話題となっている。
決勝進出は、「マヂカルラブリー」=3年ぶり2回目、「ニューヨーク」=2年連続2回目、「空気階段」=3年連続3回目。初出場となる「そいつどいつ」は、発表時は涙を流して喜んでいた。
市川刺身さんはキングオブコントの予選日には、高円寺駅と自撮り写真と共に「いってきます!」とツイッターに毎回投稿するほど、「高円寺愛」が強い。「愛する高円寺のおかげでキングオブコント決勝に進むことができた。優勝して純情商店街に『そいつどいつ優勝おめでとう』の垂れ幕を出してもらえるように頑張りたい」と意気込んでいる。
決勝戦はTBS系で生放送される(9月8日現在放送日未発表)。