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高円寺の22飲食店で「杉並野菜」使ったイベント 生産者の顔が見える食材を気軽に

「高円寺ハーヴェスト×杉並野菜」のメインビジュアル

「高円寺ハーヴェスト×杉並野菜」のメインビジュアル

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 高円寺の飲食店22店で「高円寺ハーヴェスト×杉並野菜」が11月13日から開かれる。

杉並野菜のイメージ

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 杉並産の野菜を使った料理を、各店がイベントオリジナルメニューとして提供するフードイベント。

 2020年4月時点で、区内の農地面積は、区面積の1.17パーセントに当たり、農家戸数は129戸。農地のある区部10区では、練馬区、世田谷区、足立区、江戸川区に次ぐ、5番目の広さという。

 開催のきっかけに「高円寺ハーヴェスト」の加茂剛さんは「これまでも西九州や福島の食材を使った同様のイベントを開催してきた。杉並野菜と出合い、おいしさに感動した。例えばスーパーに並んでいるトマトは、青い状態で収穫されることが多いが、杉並産であればほぼ完熟状態のものを収穫して使うことができるので、みずみずしさが比にならない。高円寺の人は、同じ杉並区に農地があるとはなかなかイメージが付かないかもしれないが、多くの野菜が作られているので、個性豊かな店の料理を通じて広く周知し、農家さんの販路開拓にもつながれば」と話す。

 参加店は「カフェ アンリファーブル」「BnA frontdesk bar」「cafe&bar LIP」「タッチョモ」「ビストロ シュークル」「高円寺麦酒工房」「エルパト」 「アオーラ」「山形県飯豊町アンテナショップIIDE」(以上、高円寺北2)、「酒場ニホレモ」「葡庵」「コクテイル書房」「小杉湯となり」(以上、高円寺北3)、「天然鮮魚 三六九」「きのことおさけ」「ビストロ ラポムドパン」(以上、高円寺南3)、「ニホレモスタンド」「CARAMELO」「あんぽんたん」「山形料理と地酒 まら」「下町ビストロ ルポン」(以上、高円寺南4)、「CARAMELO」(中野区大和町)。一部店舗ではスタンプラリーを実施し、割引や景品なども用意する。

 加茂さんは「まさに地産地消のイベント。一部店舗では野菜の販売も実施する。生産者の顔が見える食材を、高級レストランに行かなくても高円寺で気軽に食べられる。そんな機会として楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 同28日まで。

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