高円寺の台湾かき氷専門店「糖糖湯圓(タンタンタンユェン)」(杉並区高円寺北2)がオープンして3カ月がたつ。
台湾のかき氷「桂花冰火湯圓(グイフゥア ビンフォ タンユェン)」を提供する同店。6月18日からミュージックバー「割烹Disco大蔵」の店舗を間借りし、土曜・日曜を中心に営業を始めた。営業日時はSNSで告知している。
オープンのきっかけについて、店主の宮本さんは「『日本と台湾をつなぐこと』をテーマに、中国に留学していたころの仲間といつか店を開きたいと話していた。台北で食べた『桂花冰火湯圓』がおいしく、その時の感動が忘れられず、日本でもこのスイーツを広めたいと思い、友人と共同経営で始めた」と話す。
宮本さんによると、「桂花冰火湯圓」(800円)は、削った氷の上にキンモクセイのシロップをかけ、温かい団子を乗せた「冷熱スイーツ」という。団子は「芝麻(黒ゴマ)」と「花生(ピーナツ)」の2種類を用意する。
「日本では知られていない桂花冰火湯圓だが、現地ではメジャーなスイーツ。初めて食べてとりこになり、リピートしてくれるお客さんもいる。映える店内、映えるかき氷を多くの方に試していただければ」と呼びかける。