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高円寺の40飲食店が福島食材メニュー提供 食の生産者と飲食店つなぐ取り組み

「高円寺ハーヴェスト」の加茂剛さん

「高円寺ハーヴェスト」の加茂剛さん

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 高円寺の40飲食店で「高円寺ハーヴェスト×チームふくしまプライド。2022」が9月5日から開かれる。

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 高円寺の飲食店が福島県産食材を使ったメニューを提供するイベント。各地の生産者と高円寺の飲食店をつなぐ取り組みをする「高円寺ハーヴェスト」と東北地方の食材PRや、商品開発など手がける「東の食の会」がタッグを組み開く。

 開催のきっかけについて「高円寺ハーヴェスト」の加茂剛さんは「高円寺で生まれ育った身として、高円寺の飲食店を盛り上げたい、東日本大震災で大きな被害を受けた福島を盛り上げたい思いから。福島は長い間風評被害で苦しめられ、近年は台風でも大きな被害を受けた。一昨年、昨年と福島の生産者に会いに行ったが大変な中でも笑顔でエネルギッシュだったのが印象的。福島のファンになり、元気をもらった」と話す。

 参加店は高円寺北エリア20店、南エリア20店の計40店。ジャンルはさまざまで「cafe wasoi」(杉並区高円寺北2)、「天ぷら小宮山」(高円寺北3)、「ROJO amigokitchen」(高円寺南3)、「うどん酒場でべそ」(高円寺南4)など。

 加茂さんは「高円寺の魅力は、多様性がありそれが認められていること。いろいろな人がいて、個性的な店があり、どんな人もそこにいてもいいよと心許されている空気感が心地よい。そんな高円寺の飲食店が福島食材の料理を提供する2週間。お楽しみいただければ」と呼びかける。

 9月19日まで。

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