新高円寺の智光院(杉並区松ノ木3)で12月1日、「第20回 松ノ木手づくりマルシェ」が開催される。
年に2、3回、高円寺周辺の個人、団体、店が集い、「手づくり」をコンセプトにさまざまな文化を発信している同イベント。コロナ禍で2019年12月を最後に中止していたため、3年ぶりの開催となる。今回は20回の節目を記念し、「スペシャル」をテーマにした企画も用意する。
イベント事務局によると、見どころは、智光院の住職が手作りしたという「真空管アンプ」でアナログレコードを聞くイベント。住職がセレクトするジャズのレコードを流す。フードエリアはタイ料理「Adwee Lalawee(アドウィララウィ)」、ビーガンフード「レクトサンドカフェ」のキッチンカーや、一丁焼きのたい焼き店「鯛(たい)焼きのよしかわ」など。
同マルシェの立ち上げメンバーで、2013(平成25)年まで新高円寺でカフェを経営していた伊東麻紀さんは、現在長野県に移住し花農家として活動中。「いとまきファーム」の屋号で、ドライフラワーなどを販売するという。
事務局長で「カフェ・ド・ヴァリエテ」(阿佐谷北1)の店主、増田佳彦さんは「初の試みのキッチンカーや初出店の作家も多くいる。ありふれた平日が、スペシャルな日になれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。荒天の場合は12月15日に延期。