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荻窪に古着店「江森商店」 一点一点に店主手書きのメッセージカード

店主の江森さん

店主の江森さん

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 荻窪に古着店「江森商店」(杉並区桃井1)がオープンして1カ月が過ぎた。

店主手書きのメッセージカード

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 「荻窪のシティーボーイ」がコンセプトの古着店で、店主の江森弘樹さんがセレクトした、年代を問わずデイリーに着られる国内外の男性服をメインに扱う。

 荻窪にオープンした理由について、江森さんは「2019年から1年弱、吉祥寺の路面店で営業していた。吉祥寺は人通りが多く、お客さまと接していても外の目が気になり、思うように服の良さや居心地の良さを提供・提案できていないと感じていた。新しい店は看板もなく、わざわざ探して来店してもらう立地。2階なので人目を気にすることもなく、私も全力で接客できる環境」と話す。「荻窪は個人商店が多いので、街になじむ店をやるには良いエリア。古着店がない点も決め手の一つ」とも。

 商品も一点一点に、江森さん手書きのメッセージカードを添える。カードには寸法や仕入れたポイント、着方のアドバイス、服にまつわるストーリーなどを記す。

 江森さんは「汚れやダメージがあるとNG、○○年代は価値がない、年相応の格好を、と言われることがあるが、そこに固執するのではなく、それありきの良さを伝えられるよう意識している。メッセージカードは旅のしおりのような役割で、興味を持った服がどんな歴史を歩んできたかを知ることで、服を大切にしてほしいという思いもある。来店いただければ」と呼びかける。

 営業時間は15時~20時。(時期により変動あり)

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