東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムで12月17日、「『映画ドラえもん』展」が始まった。
最新作「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」が来年3月3日に公開されることを記念した企画展。7月から12月にかけて行った建物の改修工事後初のイベントとなる。
1980(昭和55)年公開の「のび太の恐竜」から最新作まで、「映画ドラえもん」42作品を深堀した展示では、作品別に映画のストーリーや登場人物、物語の世界などを紹介。制作段階で使われる絵コンテやアフレコ台本も公開している。今回の改修工事で設置された4面マルチモニターでは、最新の予告編を放映。
12月24日、25日には最新作の劇中で使われた動画見本をトレースしてコマ撮りアニメを作るワークショップを開く。
担当者は「数々の名場面と共に、映画ドラえもんの世界を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開館時間は10時~18時。月曜定休(祝日の場合は火曜)。入場無料。4月2日まで。