「食堂 でべこ」(杉並区高円寺北2)が12月15日、高円寺純情商店街にオープンした。
和食の総菜やつまみを提供する居酒屋で、高円寺駅南口にある「うどん酒場 でべそ。」の姉妹店。席数は、カウンター=7席、テーブル=14席。3人分の立ち飲みエリアも用意する。店主の大島泰幸さんは「『でべそ』の子どもなので『でべこ』になった」と話す。
大島さんは現在39歳。30歳で脱サラし、うどん屋になりたいと香川県で修業した後、2017(平成29)年に「でべそ」をオープンした。「サラリーマン時代に出張でさまざまな土地に行った。特に香川で食べたうどんに感動し、飲食の道に進むことを決意。『でべこ』では香川をはじめとする四国などの各地で出合った食材をおいしく食べてもらいたく、産直の肉や魚類も提供する」と話す。
大島さんが薦めるのは、香川県の骨付き鳥専門店「一鶴(いっかく)」から取り寄せる「骨付鳥焼き」(1,050円)、わらのいぶしで焼いた「赤鶏のたたき焼」(1,180円)、「刺し身のレアあじフライ」(680円)、香川のだし専門店から取り寄せるかつお節やいり子で取っただしを使う「でべこ本気茶わん蒸し~ズワイガニあんかけ~」(400円)、「肉豆腐 A5和牛と半熟玉子のせ」(700円)、「たい茶漬け」(780円)など。ドリンクは季節の野菜やフルーツの「自家製漬け込み酒」(500円)など。ランチは週替わりで、肉や魚をメインにしたおばんざい付きの定食(1,000円)を用意する。
大島さんは、「高円寺の南と北に店を出すことができ大変ありがたい。料理は居酒屋と日本料理店の間くらいで、こだわりの食材を丁寧に調理している。お子さまや犬連れもOKなので、気軽に来店してほしい」と呼びかける。
営業時間は11時30分~23時(ランチは15時まで)。