東京高円寺阿波おどり振興協会が4月20日、「第64回 東京高円寺阿波おどり」を8月26日、27日に開催すると発表した。

高円寺駅南の「中央演舞場」

　東京の夏の風物詩として定着している「東京高円寺阿波おどり」。2020年は中止。一昨年は舞台公演を無観客（動画配信）で実施し、昨年は舞台公演を有観客で開催した。高円寺の南北商店街での開催は、2019年以来4年ぶりとなり、1万人の踊り手と100万人の観客動員を見込む。

　同振興協会理事長の河原一さんは「4年ぶりの開催では、全サポーター・スタッフが一丸となり、高揚感と緊張感の中で準備を加速している。これからも踊り手、観客、地域の皆様と共に、高円寺への愛を醸成する行事としてあり続けることを目指し、あふれる情熱と活力を高円寺から全国、そして世界に発信していきたい」と話す。

　5月には、4年ぶりに「東京高円寺阿波おどり台湾公演」も開催。95人の演者が台湾を訪れ、桃園市、雲林県、台北市で演舞するという。