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荻窪のさばめし専門店が1周年 「荻窪といえばさばめし」目指したい

リョウテにサバの外観

リョウテにサバの外観

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 荻窪のさばめし専門店「リョウテにサバ」(杉並区荻窪5)が6月1日、オープンから1周年を迎える。

「リョウテにサバ」店主の木村稲吾さん

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 「おいしさと栄養を両手に」をテーマに、焼きさばをご飯に乗せた「さばめし」を提供する。店主の木村稲吾さんは以前、筋トレ時のタンパク質補給に毎日、鶏胸肉を食べていた。飽きて苦痛になっていたころ、父が幼少期に作ってくれたさばめしを思い出したという。高タンパクかつ、さばを一番おいしく食べられるのはこれだと確信し、日常的に提供したいと弟を誘い、店を始めた。

 木村さんは「荻窪にはゆかりがなかった。この物件は入れ替わりが激しくお薦めできないと不動産店に言われた。この物件で成功したら格好良いのではと、気持ちに火が着き開業を決めた。今では荻窪の皆さまに認知されてきた実感もある」と話す。

 木村さんのお薦めは、特製の甘めのたれに2日以上漬け込んださばを使う「温玉タレさばめし」(1,080円)と、さばと鶏胸肉がのった「温玉とりむねさばめし」(1,300円)。

 「弟は23歳、私は27歳とまだ若輩者だが、支えてくださる皆さまのおかげでここまで来ることができた。近隣飲食店をはじめ、荻窪の人々の温かさを感じている。荻窪といえばラーメンやカレーではなく、荻窪といえば『さばめし』と言われるような店を目指していきたい」と話す。

 6月1日から、1周年記念のステッカーを来店客に配布する。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時(土曜・日曜・祝日は11時30分~19時30分)。金曜定休。

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