杉並区は4月26日、杉並区と台湾台北市にある台湾国立戯曲学院との間で、相互交流を推進する宣言書を取り交わした。
宣言書は、高円寺で1957(昭和32)年から開催されている「東京高円寺阿波おどり」の台湾公演に合わせて取り交わされた。
杉並区と台湾台北市の交流は、台湾の中学生との野球交流が最初。2013年に交流推進宣言書を取り交わし相互の中学生の国際交流、国際親善、異文化理解、国際理解を深めると同時に、野球以外の新たな事業への展開を図っていくことが確認され、今回の台湾国立戯曲学院との宣言書にもつながった。
東京高円寺阿波おどり台湾公演は、4月25日国立台湾戯曲学院の創立58周年記念式典で最初の公演、26日は観光客や買い物客でにぎわう慈祐宮(夜店などが立ち並ぶ観光スポット)で、1時間ほど踊りを披露し台湾市民を魅了した。
今後、それぞれの地域の市民が参加する文化・芸術の相互交流をさらに推進していくという。