ひととき保育八成（杉並区井草2）の周辺地域で、10月24日「八成ハロウィーン」が行われた。

思い思いに仮装を楽しむ子どもたち

　ハロウィーンにちなんだ衣装に身を包んだ子供たちが、周辺地域8カ所のポイントを歩いて訪れ、合言葉を言うとお菓子がもらえるという同イベント。2008年に始まり、今年で7回目。

　会場の8カ所には、高齢者施設やマンションなどがあり、地域の子ども200人とその保護者、高齢者などさまざまな年代の約450人が交流を深めた。

　会場の一つである高齢者施設「八成ふれあいの家」では、高齢者が温かく子どもたちを迎え入れた。子どもたちが「はちなりハロウィーン」や「おかしをくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ」と合言葉を伝えると、高齢者がクッキーやマシュマロなどのお菓子を子どもたちに手渡し、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

　親子の参加者は「子どもが生まれてから毎年来ている。仮装するだけのハロウィーンではなく、地域を巡ることができるので交流も深まってとても良い」と話す。

　今週末は高円寺でコスプレパレード「街コス@高円寺フェス」も開催され、仮装やコスプレをした参加者でにぎわうことが見込まれる。