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杉並郷土博物館で「天国に一番近い島」森村桂さん紹介展示 人気に

森村桂さんの生涯が展示される

森村桂さんの生涯が展示される

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 郷土博物館(杉並区大宮)で現在開催されている作家、森村桂さんの展示「夢の配達人 森村桂『天国にいちばん近い島』からはじまるものがたり」が人気を集めている。

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 森村さんは、代表作「天国にいちばん近い島」や「青春」「希望」などをテーマにした作品を多く手掛けた作家だ。

 幼少の時、父親から「天国にいちばん近い島」として教えられたニューカレドニアへ行きたいという夢を、海外旅行が難しかった当時、1964(昭和39)年24歳で実現させた。現地での体験を書いた「天国にいちばん近い島」は「風変わりな世界冒険」と話題になり、森村さんの代表作となった。

 森村さんが料理教室やボランティア活動を行う「もうひとつの学校」を西荻窪で立ち上げ活動していたことがきっかけで、活動の軌跡を知ってもらおうと実現した同展示。会場では原稿や小説、お菓子作りで使った調理道具、愛用していた衣服など、森村さんの人生を紹介する約80点を展示している。

 開館時間は9時~17時。月曜・毎月第3木曜休館。観覧料100円(中学生以下は無料)。11月29日まで。

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