高円寺のトークライブハウスのパンディット(東京都杉並区高円寺北3)で8月4日、「カラス雑誌☆救済ナイト」が開催された。主催は「カラス友の会」。
カラスが足を踏ん張っている姿が好きという「カラス友の会」吉野かぁこさん
同会の吉野かぁこさんをはじめ、月花さん、野良武士さんらをパネリストに招き開いた同イベント。コーディネーターを宮木和佳子さんが担当した。今年創刊した日本初のカラス雑誌『CROW'S』の第2号発行を実現するため、カラスグッズのチャリティーオークションやトークショーを行った。
会場では、「夏のカラスはここが見どころ」と題したカラスのスライド写真を見ながら、ハシブトカラスとハシボソカラスの性質の違い、親子のカラスのしつけの様子、カラスの行水、カラス同士のコミュニケーションの取り方などを紹介。参加者は20人。参加者からは、カラスの鳴き方の違いに関する質問などが飛び出した。
カラスの魅力について、吉野さんは「ふとももが、思ったより太く柔らかい印象でかわいらしい。頭がよいのに人間にこびることがない」。宮木さんは「私はカラスの専門家ではないが、司会をしながらカラスの魅力に引きこまれている」。月花さんは「カラス愛の深い方々とお近づきになれたことをうれしく思う」と話す。
世田谷から参加した執筆業の男性は「カラスのことがよく分かった。アットホームな雰囲気で非常に内容の濃い3時間だった」とイベントを振り返った。
オープンから半年を迎える「高円寺パンディット」店主の奥野徹男さんは「高円寺の中からいろんな情報を発信していきたい。これからも店舗の認知度を上げるために地域密着型のお店として活動を広げていきたい」と意欲を見せる。