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高円寺フェスで行方不明になったマジシャンのハト見つかる 純情商店街で保護

迷子になってしまったバードマンさんのハト

迷子になってしまったバードマンさんのハト

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 高円寺フェスの北口広場ステージでマジックを披露した「バードマン」さんのハトがパフォーマンス中に飛び立ち、10月29日から行方不明となっていたが、11月1日に純情商店街で無事保護された。

迷いバトを引き取ったバードマンさん

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 バードマンさんは「日本で一番動物を出現させるマジシャン」としても知られているといい、29日14時ごろステージに登場。ハトとのマジック、火のついたタバコを食べるマジック、人体貫通などのイリュージョンを披露した。

 ハトはマジック中に高い木の上に飛んでいってしまったといい、バードマンさんが呼んでも降りてこず、そのまま高円寺の街へ消えていった。

 11月1日、純情商店街入り口にある日本茶専門店「金子園 本店」の前に白いハトが少し弱った状態で現れた。金子園のスタッフは「リボンを巻いていて、人に慣れているので誰かのハトだと思った」と話し、心配して動物病院に連れていったという。病院では「腹をすかせているだけだろう」との診断。その後、警察や動物病院では預かってもらえず、商店街事務所に届けたという。

 純情商店街のスタッフが、「高円寺フェスでハトのマジックがあった」という情報を入手し、高円寺フェス事務局からバードマンさんへ無事に引き渡された。

 純情商店街のスタッフは「ハトの餌が売っていたので与えてみたが、大きなコーンや種は避け、小さな赤い実しか食べてなかった。飛ぶこともなくとてもおとなしく、時折震えていたので、早く返してあげて元気になってもらいたいと思っていた。すぐに持ち主が見つかって本当によかった」と胸をなで下ろした。

 バードマンさんは「ご迷惑をお掛けした。純情商店街の方々のまさに『純情』な優しい気持ちに感謝している」と話す。

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