座・高円寺2(杉並区高円寺北2)で2月19日、「熊本・大分復興応援寄席in高円寺」が開催される。
2月10日~19日に行われる「高円寺演芸まつり」の一環として開かれる同イベント。九州出身のメンバーが落語などを披露し、売り上げを熊本地震復興支援事業に寄付する。
出演は、三遊亭好太郎さん(熊本県)、林家彦いちさん(鹿児島県)、三遊亭歌奴さん(大分県)、林家きく麿さん(福岡県)、三遊亭好吉さん(熊本県)、ホンキートンク平山利さん(同)など。
ロボットの「Pepper(ペッパー)」も落語を披露する。発案者の一人である冨澤さんは「ロボットやAIは社会活動の中に入っている現代。それらが人をサポートするだけではなく、言葉や所作を通じて、笑いで人と向き合うことができれば、多くの人が親和性を感じ、運用の可能性が広がっていくのでは」と話す。
復興支援を目的に東西の落語3団体(落語芸術協会、落語協会、上方落語協会)が昨年秋に作製した、熊本県のPRキャラクター「くまモン」の落語家風エコバッグ(1,000円)に「高円寺演芸まつり」のロゴが入ったトートバッグも販売。売り上げ1つにつき100円を寄付する。ガイドブックには「熊本から応援にサプライズゲストもくるんだモン」とも。
冨澤さんは「高円寺は若い芽を育むまちでありたい、若手演芸家を応援し、一緒に成長、成熟していく街になりたいとの願いから始めた行事。落語をお楽しみいただくのと同時に、舞台となっている高円寺の街歩きもお楽しみいただければ」と呼び掛ける。
開演時間は13時。料金は3,000円。詳細はホームページで確認できる。