阿佐ヶ谷神明宮(杉並区阿佐谷北1)で8月5日・6日、「第16回 阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」が開催される。
インドネシア・バリ島の芸能を披露する同イベント。例年「阿佐谷七夕まつり」の時期に合わせて開かれ、昨年は3000人が来場した。
実行委員会の狩野南さんは「バリ島の宗教は、インドから伝来したヒンズー教と土着の宗教が結び付いた独特の『バリヒンズー教』で、自然現象など八百万神を認める日本と近いものがあり、バリの寺院と日本の神社の雰囲気はよく似ている。バリ島の舞踊や音楽を雰囲気の近い神社で奉納したいという気持ちから『阿佐ヶ谷バリ舞踊祭』は始まった」と話す。
例年、日本人の舞踊家らが踊りを披露しているが、今年はバリ島から2人の踊り手が来日し出演。バリ島の隣のジャワ島の舞踊と音楽も披露するという。屋台では、高円寺の「cafe Bali Campur」が出店し、インドネシアの料理やドリンク、雑貨などを販売する。
狩野さんは「古典舞踊から最新の創作舞踊まで、本場バリ島でもめったに見られない演目の数々を披露するバリ芸能イベント。今年はバリ島の踊り手の出演もあり見逃せない」と来場を呼び掛ける。「運営は全てボランティアスタッフで行っているので、お帰りの際にはお気持ちで結構なので、カンパをしていただければ」とも。
開催時間は17時~20時。