西荻窪の羊毛フェルト教室「ひつじとねこ」(杉並区西荻南2、TEL 03-5941-7421)が10月28日から「羊毛フェルトと糸の作品展」を開催する。
リアルな犬や猫を羊毛フェルトでデザインする「asami」さんの作品
ヒツジなどの獣毛を使った創作活動を広めるハンドメード教室兼ショップの同店は、約240種類の羊毛と糸車や機織り機なども設置する。ペットの抜け毛を使った猫毛フェルト・犬毛フェルト講座や、キッズワークショップなども開いている。
羊毛フェルトには種類があり、専用の針1本でマスコットを作ることができる「ニードルフェルト」、せっけんと水をかけて擦るだけで実用的な生活雑貨を作る「ウェットフェルト」など、手法を変えると季節の飾りから生活雑貨、アート作品を作ることができるという。
今回は子どもから大人まで16組の作り手による羊毛フェルト作品と、パラグアイの伝統刺しゅうで極彩色の木綿糸や縫い糸を使った「ニャンドゥティ」の作品も展示販売する。ワークショップは、カードを使ってハートの模様のブックマーカーを織る「カード織り」や羊毛フェルトでサンタクロースやスノーマンを作る体験などを用意する。
スタッフの中野麻美さんは「ヒツジをはじめとする動物の毛や植物の繊維を、染めたり紡いだり織ったり編んだりフェルト化したりして、いろいろなものづくりが楽しめるお店。秋冬は羊毛にぴったりの季節なので、ヒツジの毛をモフモフしに来店いただければ」呼び掛ける。
開催時間は11時~21時(最終日は17時まで)。入場無料。ワークショップは事前予約が必要。11月3日まで。